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矯正治療を行うために必要な精密検査とは?患者様1人1人の矯正治療の治療計画の立案に必要で、期間、費用などを正確に出すために必要な検査とはどんな検査項目があるの?
2023.11.08 検査・歯科機材こんにちは、東山線・名城線栄駅から徒歩3分、桜通線久屋大通駅から徒歩4分の所にあるデュランタデンタルクリニック栄歯科・矯正歯科院長の坂本果歩です。
今回は矯正をするために行う検査やマウスピース矯正についてお話をしていきます。
当院は初診で検診に来られた方にはお口の状態を理解してもらいやすいようにアイテロの撮影を行っています。
そのため、無料相談という形で簡単なシュミレーションをお見せすることができます。
ですが、正確な期間や、金額をだすためにはより精密な検査が必要になってきます。
矯正を始めるために必要な資料は
①セファロ
②CT
③口腔内、顔貌写真
④アイテロ(3Dスキャン)
などが必要になります。
①セファロ
セファロは正面と側面の2枚を撮影します。
正面からのセファロは顔の歪み、顔の中心と歯の中心のバランス、顎の骨の対称性等を診るために撮影します。
側面のセファロは矯正治療をしていくにあたりとても大切な資料です。
側面から分かることは、歯を支えている顎の骨の大きさや位置関係、歯の角度、口元と顔のバランスなどを分析し、どの程度平均値データから差があるかを診ていきます。
このようなことから、セファロを撮影ぜずに矯正を始めることはありえないと言っても過言ではありません。
②CT
CTを撮影することで二次元的なレントゲン画像より歯の状態や歯の根の長さ、角度、位置関係が把握ができます。肉眼ではわからないことがCT撮影で発見したり、治療を受ける患者さんにも分かりやすく治療の説明などをお話しすることができます。
CTもセファロと同じく撮影なしで矯正治療を行うことはとてもリスクが高くなります。
CTも取ることで歯を動かすときにきちんとその骨の中で移動しているかなども把握できます。骨から歯の根っこが出るような無理な動かし方をすると歯が揺れてくるリスクもあります。
③口腔内、顔貌写真
口腔内写真で歯の真ん中、顔貌写真で顔の真ん中がどこか知ることができ、顔の真ん中に歯の真ん中を合わせるためにどう動かすかの判断にも用います。
また、矯正前、途中経過、矯正終了の歯を経過がわかりやすく、患者さんにも変化を感じてもらえる事ができる。
④アイテロ(3Dスキャン)
当院で扱っている最新機種のアイテロです。
こちらの特徴は
・近赤外線(NIRI)で歯の間の虫歯が見れる
・スピーディーに矯正治療が進められる
・3D画像で即時に矯正のシミュレーションが可能
・治療後の歯並びのシミュレーションがその場で見れる
・咬み合わせの強さを見ることができる
・精密かつ正確な型取りが可能
色々な機能があり、患者さんに視覚で見てもらうことにより矯正への関心が高くなりやすいと思います。
また、虫歯もわかるため矯正前に必要な治療も把握することができます。
マウスピース矯正のメリットなどは『ワイヤー矯正とマウスピース矯正って実際どう違うの?』というコラムを読んでいただくと分かりやすいのでぜひご覧ください。
次に当院で扱っているマウスピース矯正の種類についてお話していきます。
当院は、マウスピース矯正を2種類扱っています。
①インビザラインGO
②インビザラインスタンダード
です。
①インビザラインGO
こちらは奥の歯を除く計20本を対象とした矯正治療です。GOは最大20枚のアライナー数を使用するので約半年ぐらいで矯正が終わる場合が多いです。そして、スタンダードと同じ素材やシステムを使用しながらも、治療可能な範囲を限定することで、比較的短期間・低価格な治療法です。
GOで可能な歯並びがこちらです。
・叢生
顎のサイズに対して歯が並ぶ十分なスペースがなく、重なって歯並びがデコボコになっている状態
・すきっ歯
歯と歯の間に大きな隙間がある状態
・交叉咬合
口を閉じた際に、上の歯のいくつかが下の歯の内側にある状態
・開咬
前歯だけが咬みあうことができない状態
今まで矯正を諦めかけていた方も半分の価格で矯正を始めることができるかもしれません。
しかし、Goは奥歯の歯並びが問題がない場合にのみ用いられます。
②インビザラインスタンダード
こちらは全部の歯を動かしてあらゆる歯並びに対応しております。5年の間にマウスピースが終わりもう少し直したいところがあれば再度スキャンを行い矯正を続けることが可能です。だいたい期間は2-3年程度です。
GOと同様に叢生、交叉咬合、すきっ歯、開咬のほかに
・下顎前突(受け口)
上の前歯より下の前歯が前に出てしまっている状態。
・過蓋咬合
通常の噛み合わせよりも前歯が深く噛み込んでいる状態。
このようにGOとスタンダードでは期間、金額、可能症例など違いがあります。
矯正をしたいが金額面で悩んでいる方も多いと思います。
インビザラインスタンダードでなくてももしかしたら、インビザラインGOでできるかもしれません。当院ではインビザGOのシミュレーションを初診時に無料で行っています。
お支払いも一括ではなく、デンタルローンでお支払いもできます。
矯正治療は見た目だけの治療だと思われている方も多いですが、実際、矯正治療は予防治療の一つだと思っています。歯並びが綺麗になれば、磨きやすくなり、虫歯のリスクが下がります。しっかりしたバランスの取れた噛み合わせになることによって一つ一つの歯の負担は減ります。
実際、歯の並びによって、見た目だけの矯正治療で、より歯に負担がかかる場合もありますので、どうような矯正が必要かしっかりした診断が必要になってきます。
矯正治療はこれから歯を守っていくための大切な治療です。
矯正について聞きたいことがありましたら気軽にお声掛けください。
検診という形で無料矯正相談は随時行なっています。
この記事の監修者
デュランタデンタルクリニック栄歯科・矯正歯科
院長坂本 果歩
地元の大分県の大分県立大分上野ヶ丘高等学校卒業後、
愛知学院大学歯学部歯学科に進学、卒業しました。
その後、愛知学院大学附属病院での研修を経て、愛知県内の地域密着型の医院、都心型の医院で勤務することによりたくさんの治療のスキルを学びました。
歯周病治療に力をいれた、再治療の少ない治療を目指して口腔外科、インプラント、矯正などの幅広い診療も行っています。
学歴・経歴
2016年 愛知学院大学歯学部歯学科 卒業
2017年-2018年 愛知学院大学附属病院 勤務
2018年-2023年 愛知県内 歯科医院 勤務
2021年-2022年 藤田医科大学 口腔外科 研究生
2022年 名古屋市 歯科医院 分院長
2023年 デュランタデンタルクリニック栄歯科・矯正歯科開業
現在に至る
所属団体
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
愛知インプラントインスティチュート
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
愛知県歯科医師会